主婦の特許の取り方を解説

crop woman dusting lamp during housework
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主婦の特許の取り方を解説

テレビで主婦発明家を見たことがあるので、私にもチャンスがあるかも・・・。
こんな物があったら便利だなぁ、と日頃から考えているので、なんとか特許を取りたい。
アイデアを思いついたけど特許か、実用新案か、そもそも権利になるのか・・・。

このような悩みを抱えている人も多いと思います。今回はふつうの主婦が特許を取る際に、必要な事柄と注意事項について解説したいと思います。

家事の合間に開発

まずは商品の開発です。主婦の方であれば家事の合間に開発しなければなりません。家事の合間ですので、かなりたいへんだと思います。逆に言うと、家事や日用品に関係した発明でしたら思いつきやすいかもしれませんね。

開発品の概要が決まれば、次に、具体的に細部をどんな構造・材料にするのか、物理的に可能なのか、を検討・設計しておきます。

さらに余裕があれば、試作品を作成して、実際の動作・使い勝手を調べてもよいです。ただし、特許を取るときに試作品が完成していることは不要です。設計段階で十分です。

弁理士おびかね
弁理士おびかね

特許は早い者勝ちなので、設計段階で依頼されることが多いです。なお、製品の販売後には申請することはできないため注意してください。

先行技術を調べる

次に、考えた商品アイデアが他人に先に特許申請(出願)されていないか、を調べます。特許や実用新案は早い者勝ちなので、すでに他人に申請されていれば権利取得できなくなるためです。

初心者の方は、一体どんな種類の権利を取るのが適切なのか、わからないですよね。

  • 技術的なアイデア = 特許 か 実用新案
  • デザイン = 意匠
  • ロゴや商品名 = 商標

と覚えておきましょう。

技術的なアイデアでしたら特許か、実用新案になります。特許庁の審査官が使っているデータベースとほぼ同じデータベース J-Platpat を用いて検索します。特許の調べ方については下記の記事をご参照ください。

弁理士に依頼する

次に、申請をサポートしてくれる依頼する弁理士を探します。弁理士に依頼すると打ち合わせから権利取得まで、手数料総額で約40万円~60万円かかりますが、依頼した方がいいと思います。弁理士は、申請書類をきっちりと書いてくれますし、特許になる可能性も高まります。さらに、権利化後の権利範囲も見据えた申請書類を書いてくれます。

弁理士に依頼しない場合は、特許庁の費用だけですので、減免等を駆使すれば約10万円弱で済みます。ただし、申請書類を自分で書くためには、かなり勉強しないといけないですし、申請書類を書く時間もかかるので、弁理士に依頼したほうが結局は得策かと思います。

主婦の方であれば、個人事業主の登録をすれば、審査請求料(通常は約15万円)が1/3(約5万円)になる減免を利用できます。減免についても、利用したい旨を弁理士に伝えましょう。

(その後)売り込む・事業化する

特許などの知的財産権については、腕のよい弁理士であれば、なんとか権利にはしてくれます。しかし、売り込んだり、事業化したりするのは、自分でやる必要があります。実際にはここが一番難しいと思います。

やはり、相当の覚悟を持って、一生懸命に売り込むことが必要です。その際には、特許権や実用新案権を取得していることで、売り込みやすくなります。よい特許権等があれば、企業にライセンスを供与して製造・販売を任せることもできます。

弁理士おびかね
弁理士おびかね

事業化するまでは、かなりたいへんです。気合いが必要です。

まとめ

主婦の方が特許を取る際に、必要な事柄と注意事項について解説しました。

やはり弁理士に依頼することをお勧めしますが、主婦の方は経済的にも制限されますので、ご自分で作成してみてもよいかもしれません。申請書類の書き方については、以下の記事をご覧ください。

弁理士おびかね
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困ったら弁理士にご依頼ください。弊事務所では全体数の1/4のお客様が主婦の方です。安心してご相談ください。

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