特許を調べる方法 特許庁検索サイトJ-PlatPatで無料検索

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特許を調べる方法 特許庁検索サイトJ-PlatPatで無料検索

特許を調べようとしたときにどんな方法で調査をすればよいのか悩む場合があるかもしれません。  

大きな企業に勤めていて、有料の検索システムを導入していて知財部に依頼すれば調査してくれる、という人は悩むこともないかもしれませんが、そうでない方も大勢いると思います。  

今回は特許調査に役に立つ無料で使える特許庁の検索サイトの「J-PlatPat」について紹介させていただきます。  

J-PlatPatは 「無料」です。

弁理士おびかね
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なんといっても無料ですし、それなりに使いやすいです。


目次

特許庁検索サイトJ-PlatPat

特許庁が提供している検索サイトとしてJ-PlatPatというページがあります。

特許情報プラットホーム「J-PlatPat」

以前は特許庁電子図書館(IPDL)という名称で運営されていたのですが、2015年に「J-PlatPat」という名称に変わり、サイトもリニューアルし使い勝手も向上しました。  

検索履歴が保存できるような、システム会社が提供する有料の検索システムと比べると物足りない部分もありますが、以前に比べてかなり使い勝手はよくなっているので、特許調査をする際に十分に活躍してくれるシステムとなっています。

弁理士おびかね
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われわれ弁理士も頻繁に使っています。


また、特許だけでなく意匠権や商標権も検索することができるので、知的財産権の調査に欠かせないサイトと言えるでしょう。

具体的な検索方法の例

各種項目とキーワードを組み合わせた検索

一番良く使う可能性の高いキーワードを使った検索方法を紹介します。  

まず上の特許・実用新案という項目をクリックして特許・実用新案検索という項目をクリックすると以下のような検索ページが開きます。  

ここはどういったページかというと様々な項目とキーワードや番号、日付情報等を使って文献を探す事ができるページとなっています。  

例えば請求項にスマートフォンと記載されているソニーの出願を調べてみようとした場合は   まず「検索項目」のタグから「請求の範囲」を選択し、右の「キーワード」に「スマートフォン」と入力します。そして、次の検索項目で「出願人/権利者/著者所属」を選んで「ソニー」と入力します。  

それらを入力後に「検索」ボタンを押せば該当する公報を検索することができます。  

キーワードのみで検索できます。

キーワード検索だけだと漏れがある可能性が高いので、より精度を上げるために「FI」 や「Fターム」といった特許分類を組み合わせた検索をすれば、より精度が高く、かつノイズの少ない特許検索をすることができます自分の商品が属する分類や同義語を調べて、より効率良い調査が出来るようにしていきましょう。

キーワードと分類を組合わせるのがベストです。効率的であり、かつ精度も高いです。

弁理士おびかね
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特許調査は奥が深いです。専門書もたくさん出版されています。


 

公報の番号からの検索

商品に特許公報の番号が記載されていたり、人から公開番号や出願番号を聞いたので該当する公報を調べたいということもよくあります。  

そういった時に使いやすいのが「特許・実用新案新案番号紹介/OPD」のページの検索です。  

このページでは出願番号、公開番号、公表番号、登録番号等から該当する公報を検索することができます。番号種別を左側の欄で選び、番号を右側の欄に入力します。番号半角で入力してください。例)2019-999999 など。

番号が分かっている場合にはすぐに見つけることができます。

審査の経過も確認可能

特許は出願した後に審査請求を行うことで審査が進むのですが、調べた出願がまだ審査中で権利化するか否か、どのくらいの請求項の範囲になりそうか等が気になるという事がよくあります。  あるいは、すでに登録されている特許権について、出願経過(審査の途中経過)でどのような補正書や意見書を提出したのか、について知りたいときがあります。

そういった時にJ-PlatPatの「経過情報」が役にたちます。  

弁理士おびかね
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弁理士もよく使う機能です。


検索した結果の特許文献が表示されるページでは公報の情報の他に、審査経過を見ることができる「経過情報」というボタンが表示されます。  

この「経過情報」をクリックすれば、その出願の審査経過を確認することができ、今どこまで審査が進んでいるのかをタイムリーに把握することができるのです。  登録されて権利になった後も、見ることができます。

J-Platpat で「出願経過」を見ることができます。

審査官から出された拒絶理由の内容を見ることができたり、出願人がどのように請求項を補正(限定)したか等の途中経過も確認できるため、ウォッチング対象の出願をしっかりと確認することができます。    

まとめ

特許を調べる上で無料で使えて役に立つ特許検索システム「J-PlatPat」について紹介させていただきました。  特許情報を有効に活用していくためにも上手く使いこなして事業に役立てていきましょう。

具体的な調査手法について、より詳しく知りたい方は、以下の記事もどうぞ。

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