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招福巻事件

鬼は~外~!

福は~内~!

パテントボックスのオフィスでも、豆まきをしましたよ!

季節行事はこれからも大事にしたいですね(写真はブログの最後)。

 

さて、節分で知財関連と言えば、招福巻事件(平成20年(ネ)第2836号)が有名です。

招福巻は恵方巻の別称として知られておりますが、この事件は、

当時、「招福巻」について商標権を有する株式会社小鯛雀鮨鮨萬が、

「十二単の招福巻」の標章(控訴人標章)を付したイオンに対して、

商標権を侵害するとして、行為の差止めと、損害賠償を請求した事件です。

本件では、差し止め請求、損害賠償請求は認められませんでした(イオンの勝ち)。

有名な事件であり多くの解説がありますので、詳細は他に譲ります。

注意点として、判決では、

「その時点までに本件商標が登録商標として周知されていたと認めるに足りず、

かえって上記警告の時点までに「招福巻」の語は既に普通名称化していたものというべきである」

とあります。

株式会社小鯛雀鮨鮨萬が、実際に警告したのは平成19年でしたが、

平成17年~平成18年には「招福巻」は一般的に使用されており、

この間に普通名称化したと認められる状況になってしまったのだろうと思います。

平成17年にイオンに対して警告書を送っていたら・・・、判決は変わっていたかもしれません。

教訓として、商標権の侵害の可能性がある場合は、放置せず、警告書等を速やかに送付して、

対応策を講じる必要があるということです。

放置すると、いつの間にか普通名称化してしまい、

商標権の効力が及ばなくなってしまう可能性もあります。

特に相手が大きい企業なら普通名称化してしまうのも早いです。

ビジネスも商標も迅速な対応が大切ですね!

豆まき1 豆まき2

 

 

 

 

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